FAGAとは・・・?
最近ちらちらと耳にするようになりました。
FAGAとは男性の代表的な脱毛症(AGA)と同じメカニズムにより髪の毛が薄くなります。
ただ進行の仕方や症状は男性とは大きく異なり
女性特有の症状や進行パターンがあります。初期症状として髪の毛が細くなり抜け毛が増え始め、
次第に生え際や頭頂部、分け目を中心に髪の毛が薄くなり
頭皮(地肌)が少しづつ露出していきます。
FAGAは男性のAGAのように、顕著に前頭部や生え際、頭頂部にかけて薄くなるといった
特徴のある脱毛パターンでは無いことも多くFAGAの症状が進むと頭髪全体が薄くなる傾向があります。
男性のAGAに比べると進行も緩やかで気が付きにくいことも特徴です。
シャンプーの時や髪の毛をとかしていて、最近[ふんわりしない]と思ったら
美容師さんに相談してみるのもいいかもしれません。
FAGAの脱毛進行パターンは薄くなっていく進行度合いにたいして3段階に分類されます
【Ⅰ 型】
全体的に髪の毛が薄くなりつつある状態で、分け目の近くにはうっすらと地肌が透けて見える部分がみられます。
最近少し髪の毛が細くなった?なんだかボリュームがでにくいなど、少し気になる状態です。
【Ⅱ 型】
全体的に髪の毛のボリュームが少なくなり、地肌が透けて見える部分が広がってきている状態です。
分け目を変えてみてセットしたり、仕上げにハードスプレーなどを使用してキープしておかないと
すぐにボリュームダウンしてしまいます。
【Ⅲ 型】
全体の脱毛がさらに進行し地肌が目立つようになります。
EDENではこの段階ではヘアピースウイッグや増毛エクステなど様々な方法でお悩みを解決しておりますが、
定期的な施術やメンテナンスが必要になってきます。
■ 加齢による女性ホルモンの減少
女性ホルモン(エストロゲン)には、髪の毛の成長を促したり、成長期を持続させたりする働きがあります。
またエストロゲンが体内でコラーゲンの生成を促すことで髪の毛にハリやが生れます。
また女性ホルモンの減少により相対的に強く働くものが
男性ホルモン(テストステロン)です。この結果、テストステロンがジヒドロテストステロンに変異し
AGAと同じメカニズムで薄毛や脱毛の症状が引き起こされてしまいます。
■ ストレスや栄養不足
一般的にFAGA(女性型脱毛症)は更年期の女性に多いとされていますが、若年層の女性に起こる場合は
ストレスや栄養不足による自律神経などの乱れからだと考えられます。
特に無理なダイエットをはじめとした栄養バランスの悪い食生活は
、髪の毛に必要な栄養素を不足させてしまいます。
加齢だけではなく生活習慣にも注意しておくことも大切な予防の1つです。
■ たばこやお酒などの生活習慣
最近でこそ電子タバコが普及し、紙巻たばこの喫煙者が減少してはいますが。。。
ニコチンには血管を収縮させる働きがあり、髪の毛に栄養が届きにくくなってしまいます。
また過度な飲酒は髪の毛に必要なタンパク質が作られにくくなり、薄毛を進行させてしまう恐れがあります。
良質なタンパク質と、それを髪の毛にチェンジさせる亜鉛の接種は
健康な髪の毛を作るためには必要不可欠な栄養素です。
■ その他
過度なヘアカラーやパーマ、普段使用しているシャンプー剤や洗髪の仕方など。
さらに髪の毛を結んだり、編んだりといった
髪型による過剰なけん引の負担も頭皮に対して刺激となり毛周期のサイクルが乱れていきます。
これらの頭皮への負担による薄毛はFAGAとは違う形にはなりますが、
FAGAの要因と重なることで、FAGAを促進する形となってしまいます。
女性の薄毛や脱毛についてはまだまだ未解明な事も多く日進月歩で研究がされています。
ぜひ専門の知識をもった美容師さんやお医者さんにご相談下さい。。
昨日まで分からなかった事が今日、分かるかもしれません。。。
少しでもお悩みが晴れますように。。。